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『ツイセキ調査』
【前回までのあらすじ】
寝坊したシオンは、1週間ぶり海岸沿いの道を走り抜けた。
忙しい毎日の中ですっかり忘れていた「変なパンダ」との出会いを思い出し、
知らず笑いが漏れる。一方のミルダレンジャーたちは…

ミッケル1号は、ファーストコンタクトの検体である地球の女の子「シオン」のデータをどんどん 送信して来た。 イメージ

地球…日本…和歌山…に住む、女子…高校…2年…推定年齢16~17…50メートル8秒2…健康体…

「今のところ、私たちとの接触で異常が発生する恐れはなさそうだな」レッドは、少し安心した。
「当然です。われわれの先行調査に間違いはありません」ブルーが自慢げにみんなに言った。
「まっ、今のところな」グリーンが茶化すようにブルーを見た。
ブルーは少しふくれて「これからも!」と応戦した。
「まーまー、二人とも。これからなんだから」笑いながら、イエローが二人の間に入った。
「そうよ。これからこれから」ピンクの笑顔につられて、みんなも笑った。

「引き続き、調査よろしく!」レッドはミッケル1号に送信した。
「リョウカイシマシタ」 イメージ


地球のことは10年にも及ぶロボットによる先行調査及び分析で大体のところは解っていた。
が、実際にミルダ人が至近距離で地球人とコンタクトしたのは、はじめてのことだった。
ミルダ人達は、自分たちが接触することで、地球人や地球の生命体に悪影響が出ることを一番恐れていた。

地球時間一ヶ月が過ぎても検体に異常は報告されなかった。
「よし、次の段階に入る」
慎重に経過を調査分析していたミルダレンジャー達は、セカンドコンタクトに向けての準備に入った。

第5話へ

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