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『メディカル戦隊登場!』
【前回までのあらすじ】
大切な人が亡くなる前触れだという流れ星を見た時に感じた、嫌な予感は的中し、寝坊をしてしまったシオン。こんな時のための時短コース、雑木林を抜けて海岸線を一直線に行くと・・・
そこに見えたのはいつもの高校、ではなく、パンダのような雲!?訳が解らず立ちつくしてしまったシオンの前に現れたのは・・・

「私たちは、ミルダ星からやって来た、宇宙の病気と戦う、メディカル戦隊です。
僕はどんな病気でも倒す、パンダヤンレッド!」キラーン。

「私はどんな病気も撃退させる、パンダヤンイエロー!」ピラーン。

「クスリのことなら、パンダヤングリーン!」プチッ。

「看護は、パンダヤンピンクにお任せよ!」ホワーン。

「どんな病気の原因もパンダヤンブルーの検査で一発!」ガチャ。

『みんな揃って、 メディカル戦隊、ミルダレンジャー!!』 イメージ


格好良く、決めポーズをする五匹のパンダのような生物?と言うよりも、
シオンには、どこからどう見ても、新しい何かのキャラクターパンダの着ぐるみにしか見えなかった。
「また、何かの宣伝でしょ。ダサー」シオンはそう思ったが、口には出さず、愛想笑いをしながら、
「アハハハ…おはようございます。遅刻しそうなのでこれで!」
シオンは足早に高校へ向かった。
「遅刻、ちこく!変なのに関わってる暇なんかないよ~!」
シオンは心の中でつぶやいた。

「あっ、あの、まだ話が…」
地球の女の子が走り去る後ろ姿 イメージ
を追いながらレッドは「うーん」とうなった。

「まっ、始めはこんなもんかな」
「そうよ、良い方です」
「怖がらなかったし」
「うん、うん。良かった方です。」
と隊員たちは、思ったことを口々に言った。

「そうだな。では、ファーストコンタクト成功ってマザーに報告することにしようか」
レッドは、自分を納得させるようにみんなに言った。

パンダヤンたちは、 母船に戻ると地球の拠点になる地点 イメージ
へと向かった。
そこで、カモフラージュを完璧にした秘密基地を完成させることに集中した。
防御態勢やこれから何年に及ぶか解らない地球生活のための準備態勢など、やらなければならないことは、山ほどあった。

第3話へ


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